思いを込めた墓碑銘を刻む~文字の書体と色~
2020.07.20
「宗教・宗派にとらわれないお墓を建てたい」
「先祖代々のお墓ではなく、家族のお墓にしたい」
というご要望がある方にとっては、「〇〇家の墓」と刻むのは
なんだかしっくりとこないものです。
そこで、自分や故人が好んだ言葉を墓碑銘として刻むことも最近では増えてきています。
従来は、戒名(法名)や姓名を刻むことが多かった個人墓や夫婦墓にも
オリジナルな墓碑銘を刻むケースが増えています。
墓石には「夢」「愛」「心」「偲ぶ」「ほほえみ」などのことばのほか
詩や俳句などを刻むこともあります。
一般に、優しく柔らかいイメージの言葉が好まれるようです。
人気が高い言葉は「ありがとう」だそうです。
残された家族が、亡くなった人に向けて「ありがとう」というだけでなく
故人が遺族や友人に「ありがとう」という意味もあり、とてもいい言葉だなと思います。
和型墓石でよく使われる書体は、次のようなものがあります。
・楷書体
・行書体
・隷書体
書体は石材店にある見本から選ぶことができますが
書家に依頼して書いてもらった文字を刻むこともあります。
近ごろは、名前の部分には文字の色を入れないことも多いようです。
白い石で、文字が見えにくいときには、黒や濃紺の色を入れます。
なお、寿陵(生前に建てたお墓)の文字には、生きている証として朱色を入れることもあります。
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